自然界の共存
山道を歩いていてふと気付いた。
周りの木々や草花が、何十種類もあり、全ての個体がバランス良く植わっているのだ。
湿度の多い所には苔とかシダがあり、竹、松、栗、等々、皆バランス良く植わっている。
昆虫もしたり、蟻、蜻蛉、蜂、蝶々、これもバランス良く生きている。
地球に生きる生命体は、何も教わること無く、自然に共存しバランスをとっているようなのである。
しかるに、何故、一番賢いと思い上がっている人間には、このバランス感覚が欠損しているのであろうか。
人間は理論的には、いずれ遠くない内に、自然界のバランスを保つという絶対的原則に従い滅亡する可能性が高いのだが、どうしてそれが分かっていて、改善できないのであろうか。
冬に何もなかった土の上に、バランス良く生えてくる植物を見るにつけ、ほとほと人間の傲慢さを感じた。
共存と言う言葉を、真面目に考えて、生きていきたいものである。
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